特に気をつけたい要注意の“ぼやけ"とは?眼科治療の革命児が解明!「目のぼやけ」の新原因は“目"ではなかった!【たけしのみんなの家庭の医学 セカンドオピニオンSP】2015年12月15日

眼科治療の革命児が解明!「目のぼやけ」の新原因は“目"ではなかった!特に気をつけたい要注意の“ぼやけ"とは?視力を完全に失ってしまう病の兆候、名医が徹底解説!【たけしのみんなの家庭の医学 セカンドオピニオンSP】2015年12月15日http://porkpiehat.blog.eonet.jp/default/2015/12/sp20151215-8a9f.html


【白の闇】
今日は朝起きたら、一面の白いもや。午前中ずっと真っ白で、中々晴れなかった。視界が真っ白で何も見えない。こんな小説読んだなーと思い出した。


「白の闇」

ある日突然、人々が視界が真っ白になって失明してしまうという伝染病が発生する。何が原因なのか分からないまま、人々がどんどん感染していき、感染した患者は、国によって、まとめられて監禁される。軍隊により監禁施設は見張られ、逃げようとするものは容赦なく射殺される。患者は増える一方で、患者たちに問題が起こっても、兵士らは感染を恐れ、施設には近寄ろうとしない。やがて一部の力を持つ患者により、施設内の秩序は崩壊する。人間の尊厳が排泄物にまみれ、生きる希望が視力を奪った「白の闇」に飲み込まれていく。

主人公は医者の妻。なぜか彼女一人だけが失明から逃れている。暴力に踏みつけられる弱い者の中、彼女は目が見えている事をひた隠し、命をかけて立ち上がる。


これ、映画化にもなりましたね。あまりに小説が壮絶過ぎたので、まだ映画は見ていません。
いやー、本当に壮絶、ただその一言に尽きる小説でした。


後で知ったのですが、この本はノーベル賞を受賞しているとか。なるほどなーと。フィクションにしては、
本当に重くずっしりとした読後感だった。
そしてなんと、作者のサラマーゴは70歳を過ぎてこの小説を書いたのだとか。こんなハードな小説、70過ぎて・・・(ーー;)そして76歳でノーベル賞・・・。タフすぎる。

凄い人って、本当にたくさんいるんだと、何か違う方向で感心した一冊でした。