歴代マスク・ド・スラッガーの正体一覧【炎の体育会TV】

9代目マスク・ド・スラッガーの正体は、誰でしょうか?2015年6月20日
歴代マスク・ド・スラッガー一覧【炎の体育会TV】&トヨタ「G's」CM出演者。
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甲子園球場の美しさ、或いは、映画「ミスター・ルーキー」】
子供の頃に住んでいた西宮市では、小体連と称するイベントがあり、市内の小学校が甲子園球場に集まって連合体育会をやっていた。子供心にも甲子園球場を美しく思ったし、非常に特別な場所であるという感じがして、リレーの選手としてグランドに立った時、関西では鳥肌のことを「サブイボ」というんだが、そのサブイボが立った。

東大野球部出身の井坂聡監督がメガホンをとった映画「ミスター・ルーキー」は、ある意味で、この甲子園球場の美しさを讃える映画でもあった。映画の中で、阪神ファンにとって神でもある、あのランディ・バースさんが、実際に打席に立って放ったというホームランシーンが美しかったのも、映画の中では解説者役で登場したミスター・タイガース、田淵幸一が「ホームラン・アーチスト」と呼ばれたのも、舞台である甲子園球場の美しさに負う部分が大きい。あの、高気圧+閉鎖空間である東京ドームのホームランが安物臭いのと好対照である。

そしてまた、阪神タイガースというチームが、現オマリー打撃コーチの「イチバンヤー」と定義するところのタイガースファンによって血肉を与えられているということが、この映画を見ているとよく分かる。否、何もこれは、ノーギャラのエキストラ4000人のことだけを言っているのではない。スクリーンの中の打席に、八木や桧山やランディ・バースさんが登場すると、水を打ったような静寂が訪れ、全員固唾を飲んで見守っている映画館の観客。映画としては、まぁせいぜいB級の上ぐらいの作品であるにもかかわらず、虎のマスクかぶった兼業ピッチャーやて、そんな荒唐無稽な話しあるかいな、マンガやないか、と腐す声の一つも聞こえず、99%の観客がエンディングロールを見終えて席を立つ。こういうファンに支えられたチームであることが。

いや、おもろかったです。ほんま。
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